留学生の陽平が中国から戻ってきました。前回は学部の交換留学生ですが、今回は大学院生としてです。おかえりなさい(^_^)。
新3年生と合わせて歓迎会も兼ねて、皆でチーズホンデュをしました。美味しかったですね(^_^)。
留学生の陽平が中国から戻ってきました。前回は学部の交換留学生ですが、今回は大学院生としてです。おかえりなさい(^_^)。
新3年生と合わせて歓迎会も兼ねて、皆でチーズホンデュをしました。美味しかったですね(^_^)。
京都で開催された日本生化学会に参加してきました。今回は大学院生の荒川君がポスター発表、私が「次世代研究者が切り拓くオルガネラ研究の最前線」というタイトルのシンポジウム発表させて頂きました。こんなに大層なタイトルのシンポジウムで自分が発表して良いのかというのもありますが、精一杯努めて参りました。予想していたよりもずっと多くの方が講演を聞きに来て下さり、多くの先生方から様々なフィードバックを頂くことができました。このような機会を得ることができ本当に光栄に感じております。
会場は京都国際会議場。建物自体はとても古いのですが、ロビーが広くゆったりとした設計でとても居心地の良い会場です。実は、この場所、自分が大学院修士2の時に初めて学会発表した場所でもあります。当時、ガチガチに緊張しながら発表に挑んでいたのを懐かしく思い出しました。
プレナリーレクチャーはイベルメクチンの大村先生、睡眠の柳沢先生、そしてUPRの森先生。ノーベル賞を取られた先生、これから取られる可能性のある先生の講演、大変刺激になりました。やはり生化学会は楽しい。とてもエキサイティングな3日間でした。
大村先生のレクチャーの様子
荒川君のポスター発表の様子
以前所属していた阪大の研究室に関連した方々が集まり、研究会と、ボスの吉森保先生の還暦及び持田記念学術賞受賞御祝い会が行われました。
私はこの研究室にてオートファジーの研究に携わり、また、細胞生物学の第一線で活躍される多くの先生方と知り合うことができました。いま研究費が獲得できそれなりの研究が行えているのも、ひとえにこの期間があったからこそだと思っております。
懐かしい顔ぶれに囲まれ、当時を思い出しながら、明け方まで飲み会。体力的にそういうのはもうキツいのですが、楽しいと時間を忘れてしまいますね。翌日が休日で助かりました、、。
グロウカルファンドという地元企業との共同研究に対する補助金が採択されました。以前より、弘前にて再生医療製品の生産拠点の確立を目指している地元のベンチャー企業と技術員の育成を兼ねた共同研究を行っており、この度、製品検査技術の開発ということで補助金を頂くことになりました。
地域連携とは何か。文部科学省の国立大学改革に向けた方針に従い、弘前大学でも「地域と特色分野の教育研究」ということで地域に貢献する取り組みを行うことが求められています。そこで頭を悩ませるのがどのような研究を行ったら地域に貢献できるのか?ということです。自分なりにない頭を振り絞って考えたんですが、大学に求められている地域貢献とは、決して「地域のニーズに合わせた研究」ということではなく、むしろ「最先端の研究を地域に還元し新たなニーズを創出する研究」なのではないでしょうか。もし、「地域のニーズに合わせた研究」が地域貢献ということならば、人口減少が進む地方においてニーズは減る一方、地域と共に大学も消滅、そんな感じになってしまいます。そうではなく、この人口減少で沈む一方の地域を盛り上げるためのいわゆる先導役としての役割が、この地方国立大学には求められているのではないでしょうか。20年後、30年後の未来を見据えて新しい付加価値を発見し、そしてその価値をこの地域に還元する。それこそが我々の役割だと思っています。そのためにも、たとえ地方にいたとしても常に世界の最先端に触れていなければならないのだと思います。今回採択して頂いた研究課題を通してそのような役割を果たすことができればと思っております。
共同研究員の三浦さんと院生の天沼さん誕生日ということで、みんなでお祝いしました。おめでとうございます!