前日のCREST交流会につづき、東北大学星稜キャンパスにて開催された細菌学会東北支部会に参加してきました。我々のグループからはM1の石田くんが口頭発表を行いました。
第72回とあるように、細菌学会東北支部会というのは歴史のある研究会で、東北地方の微生物学教室の先生方が集まり、細菌学だけでなく、ウイルス学、免疫学に関しての話題も集まります。私も弘前大学に着任した2014年より参加させて頂いております。
1日目は主に細菌学に関する話題が集まっていました。病原性大腸菌の疫学、抗生物質耐性菌の問題など、など。晩は、懇親会。石田くんは2日目の朝に発表。堂々とした発表をしていました。鋭い質問が他大学の先生方からありましたが、それに対し的確に回答していました。
研究成果を発表して、外部からの意見を伺い、議論を深めて、そしてその内容をもとにさらに自分の研究を深めていくという一連の課程こそが、研究のひとつの醍醐味なのではと思います。今後、この経験を糧にさらなる深みに挑戦をしていって頂きたいものです。
会場の星稜オーディトリウム。15年前は私もこの建物内にある学食に通っていましたが、今は新しくなっていました。その頃に一緒に研究をしていた先生方と、当時のことを思い出し、懐かしい気分に浸ったり。
学会会場の様子。オーディトリウムの内部です。