Morita Lab blog

研究室のニュースやトピックスなどを紹介します

2019. 6.18 ウイルスの世界

今年度から教養教育科目で「ウイルスの世界」という講義を前期に開講しています。ひたすらウイルスについて話す講義です。実は、専門科目でも「細胞分子生物学」という講義も持っており、そこでも多少はウイルスについて解説するんですが、せいぜい1-2回程度で。この教養教育科目では15回全てウイルスについての講義です。はじめは話す内容そんなにあるかな?と危惧しておりましたが、そんな心配は無用でした。インフルエンザの説明だって1回で終わらず、2回に分けて行いましたし、HIVの講義はこのコースの目玉で、こちらも2回に分けてじっくりと解説しました。次回からは肝炎ウイルスの解説なのですが、こちらも、当初一回で終わらせるつもりだったのですが、2回にまたがりそうです。この分では、話したいことが全部話せないうちに終わってしまいそうで少し心配しています。昆虫媒介性ウイルスの話も新興再興ウイルスの話も時間をかけて解説したいですし、あと、がんウイルスの話もありますしね。おもしろい話が続々と出てきます。毎回、出席確認を兼ねて学生から講義の感想を書いてもらっています。まあ、もちろんこういうアンケートに悪い感想を書く学生はいませんが、概ねみんな寝ずにちゃんと講義を聞いてくれているような印象を持ちます。とにかく、学部1年生は純粋でモチベーションが高くていいですね。なんで専門課程に入るとみんな学ぶ気を無くしていくんだろう、、とふと思ったり。まあ、それはさておき、来年再来年と地道に講義内容をブラッシュアップしていきたいと思います。