勉強する学生でスタバが人で溢れる時期になりました。大学生はテスト期間、高校生は受験の季節を迎えております。家で勉強しろよと突っ込みたくなりますが、まあ、たぶん、他人との程よい距離がちょっとした緊張感をもたらし勉強に集中できる環境を生み出すんですよね。その気持ちもなんとなくわかります。
私が担当していた後期の授業も月曜日の期末テストをもって終了しました。今年の講義を振り返ると、ひとつ残念だったのが、何回か出張と重なってしまい、結果として中間テストの機会を設けることができなかったことです。学生にしてみたら、期末試験一本に賭けなければならないというギャンブル的要素が強い科目となってしまいました。すみません。良かったところは、Moodleを使って毎回講義の後に質問やフードバックを頂けたことでしょうか。学生にはあらかじめ、出席の代わりなので書き込むのは一言だけで構わないと伝えていたのですが、毎回、長い感想とともに、たくさんの的を射た質問を頂きました。ただ一方的に話をしていたこれまでの講義よりも、コミュニケーションとれている感じがして良いですね。それから、もう一点は、今年も外部講師を2名呼ぶことができました。講演して下さった先生方には感謝します。
期末テストの総評ですが、概ね例年通り、といったところでしょうか。良く書けている人の答案を読めばとても感心しますし、あまり書けていない答案をみると講義を聴いてくれてなかったんだなあと少しがっかりした気分になります。評価点をつけた後に驚いたのが、平均点が73点と、昨年とほぼ同じ点数だったということ。作題の仕方にブレがないのか、はたまた、採点の仕方にブレがないのか。さすがに5年も続けているとだんだん慣れてきます。
講義シリーズは終わりましたが、これから卒研発表・修士論文発表の準備です。もう少し慌ただしい時間が続きます。今年は本研究室からは、修士論文3名、卒研3名の計6名が発表します。みんな頑張っています。良い発表になるといいね、という願いを込めて炊き出し第二弾。手作りミートソースと、明太子ソースのパスタ。技術補佐員の樋口さんがみんなのために作ってくれました。感謝。
