Morita Lab blog

研究室のニュースやトピックスなどを紹介します

卒業生たちとの会食

札幌に来ていたこともあり、久しぶりに札幌在住の卒業生たちと飲みに行ってきました。懐かしい顔ぶれに再会でき、とても楽しい時間を過ごすことができました。昔話に花が咲き、あっという間に時間が過ぎてしまいました。皆さんそれぞれの道を一所懸命歩んでいる様子を拝見でき、とても嬉しく思いました。これからも皆さんに素晴らしい未来が待っていることを心よりお祈りしております。

そんな中、「そろそろ同窓会を企画してもいいのでは?」という話も出ました。弘前に移ってから、もうすぐ12年が経ちます。第二期生の荒川くんも戻ってきたことですし、皆さん、ぜひまた久しぶりに集まりましょう!

 

高校訪問ツアー

今年度は、学部の入試広報活動の一環として、札幌エリアの高校訪問に行ってきました。3人で手分けをして、なんと26校を訪問するという、なかなか挑戦的な計画です。私はそのうち郊外の7校を担当しました。

訪問した高校はいずれも中堅レベルの高校でしたが、弘前大学に対する印象はとても良く、先生方は皆さん熱心に話を聞いてくださいました。「ぜひ今後も弘前大学に学生を送り込みたい」とおっしゃってくださる先生方が多く、大変ありがたく感じました。

一方で、いくつか気づきもありました。まず、ほとんどの先生方が、私たちの学部の内容についてあまりご存知ないということです。農学系の学部ではあるものの、実際には生命科学全般を扱っていることは、皆さんほとんどご存知ありませんでした。丁寧に説明すると驚かれる先生が多く、その反応がとても印象的でした。

また、総合型選抜に関する情報も、あまり浸透していないようでした。実は私たちの学部では、定員の3割にあたる数を総合型選抜の枠に充てています。これほど大きな枠を総合型選抜に割いている国立大学は、他にありません。ただ、こちらから積極的にお伝えしないと、なかなか知っていただけない情報でもあります。

高校の先生方からすると、総合型選抜は「私立大学の入試制度」というイメージが強く、また「どんな問題が出るか分からない」という理由もあってか、あまり積極的には勧めない、というスタンスの方がほとんどでした。おそらく、こうした事情も、私たちの大学の総合型選抜の倍率がなかなか上がらない一因なのだろうと思います。

今回、訪問した高校すべてで、この選抜枠の大きさについてお伝えしたところ、どの先生方も一様に驚かれていました。そして皆さん口を揃えて、「それなら生徒に総合型選抜を勧めてみます」とおっしゃってくださいました。本当にありがたい限りです。

地道な活動ではありましたが、今回多くの先生方と直接お話しできたことは、とても良い経験になりました。入試広報活動というのは、いわば大学における営業活動のようなものです。そして営業には、地道な人脈づくりが欠かせません。今回の訪問も、まさにそれに当たるのだろうと思います。

とはいえ、私の本業は営業ではありません……。ほどほどのところで、早く研究活動に戻りたいなあ、というのが正直なところです。

本州の端から端へ

今年度も日本脳炎ウイルス生態学研究会に参加してきました。今年の会場は山口県の湯田温泉です。

この研究会は温泉宿泊施設での合宿形式という、ちょっと変わったスタイルで開催されます。「温泉宿で研究会?宴会がメインの名ばかり学会では?」と思われがちですが、決してそんなことはありません。れっきとしたガチの研究会です。参加者の皆さんは、まだどこにも発表されていないプレリミナリーなデータを持ち寄ってくださいます。ある意味、フラビウイルス・アルボウイルス研究における国内最前線の成果が一堂に会する場と言えるかもしれません。今回も刺激的で興味深い演題が数多くあり、共同研究の打ち合わせも行うことができ、大変充実した時間を過ごすことができました。

さて、昨年のちょうど同時期には、私が世話人を務め、岩木荘での開催を取り仕切りました。あれからもう丸一年。随分と昔のことのように感じますが、今回の世話人である山口大学の早坂先生のご様子を拝見していると、当時の苦労が次々と蘇ってきました。会場の手配から50〜60名のゲストの宿泊対応まで、実に多岐にわたる、骨の折れる作業の連続です。早坂先生のご苦労は、私自身が身をもって経験していますから、よくわかります。

この度は本当にお疲れ様でございました。研究会がトラブルなく無事に終了したのは、ひとえに早坂先生のご尽力のおかげです。心より感謝申し上げます。

諸々打ち上げ

生化学会東北支部例会と学生実習という大きなイベントが立て続けにあり、それらをどちらも無事に乗り越えられたことを祝って、手伝ってくれたラボの学生スタッフへの打ち上げを開催しました。最初は焼肉店に連れて行くか、という案も出ていたのですが、結局はラボ飲みに落ち着きました。昼から始まって夕方までわいわいと過ごし、楽しいひとときになりました。みなさん、本当にお疲れ様でした。

学生実習2026

今年度の学生実習が無事に終了しました。内容は例年と変わらないのですが、毎回スムーズにいくかどうか、当日までドキドキします。40人を超える学生に短時間で実験をやってもらい、きちんと結果を出してもらう――シンプルに見えて、実は毎回かなり難易度が高い。どれだけ準備を整えても、うまくいかないことだってありますから。「今年はどうなるか」と内心ひやひやしていましたが、準備の甲斐もあって、免疫細胞染色の実験は今年も無事に成功しました。関わってくださったみなさん、ありがとうございました。

生化学会東北支部会が無事に終わる

5月29日(金)・30日(土)の2日間、日本生化学会東北支部例会・シンポジウムを開催しました。私が世話人代表を務めさせていただいた本会は、弘前大学文京町キャンパスの50周年記念会館を会場に、170名を超える参加登録者をお迎えして、盛況のうちに終了することができました。

当初は参加者100名程度、懇親会出席者50名程度を見込んでいましたが、いずれもその予想を大きく上回る結果となりました。これほど多くの方にご関心をお持ちいただけたことを、何より嬉しく思っています。

この地方会は、生化学会ならではの取り組みです。日本の生命科学基礎分野における二大学会といえば、生化学会ともう一つは分子生物学会ですが、分子生物学会には地方支部会という枠組みがありません。地方の学生にとって、大きな本大会への参加はなかなかハードルが高いもの。この地方会が、初めての学会発表の場として機能しているというのは、生化学会の大きな強みだと感じます。

東北支部は「仙台→地方→仙台→地方」と隔年で地方開催されるため、青森での開催は実に10年ぶりのことでした。前回の弘前開催は医学部の伊東先生が世話人を務められた会で、当時赴任したばかりだった私は、右も左もわからないまま参加者として顔を出したことを懐かしく思い出します。

その世話人代表の役が回ってきたのは、今からちょうど1年前のことでした。当初は別の方の名前が挙がっていたのですが、諸事情から急遽私が引き受けることになりました。ちょうど日本脳炎ウイルス生態学研究会の主催準備で手いっぱいだった時期だったため、「またやるのか!?」と一瞬ひるみましたが、「きっといい経験になるだろう」と、半ば勢いで承諾してしまいました。

準備は想像以上に大変でした。このような規模の学会を運営するには、参加費だけでは賄いきれない費用を、企業協賛金として集める必要があります。私一人の力ではとても無理と判断し、「オール弘前大」で臨む体制を整えることにしました。医学部の伊東先生にもご協力いただき、多くの先生方に世話人として名を連ねていただいた結果、それなりの協賛金が集まり、無事に盛大な会を開催することができました。世話人の先生方には、心より感謝申し上げます。

また、世話人の中井先生のご提案で、協賛金集めと並行して、青森の特産品を参加者にご紹介する「協賛品」企画も実施しました。りんごをはじめ、シードル・アップルブランデー・リンゴ酢など、地元企業数十社に趣意書を郵送したところ、複数の企業からご協賛をいただき、懇親会でふるまうことができました。これが参加者に大変好評で、企業側にとっても生化学研究者や学生へのPRになるという、まさに一石二鳥の企画でした。会が盛り上がった大きな要因の一つだったと思います。

さらに今年は、若手の会による企画も実施しました。例年、若手の会は参加者が少ないことが課題でしたが、その直前にランチョンセミナーを設けることで参加の流れをつくり、多くの方に最後まで残っていただくことができました。

振り返ってみると、準備から当日まで、本当にてんやわんやの1年間でした。しかし、蓋を開けてみれば170名超の参加者、盛況の懇親会、好評の若手の会――何もかもが予想を上回る結果となりました。「勢いで引き受けた」判断は、どうやら間違っていなかったようです。来年の世話人の先生は、私がいつもお世話なっている東北大の福田先生です。今年の経験をお伝えして、来年も是非良い会にしていただけたらと思います!

ラボの花見

今年もラボの花見を開催しました。弘前の桜の見頃は年々早まっており、実は先週すでに満開を迎えていたのですが、ちょうど私が札幌に出張中だったため、翌週の月曜日に延期していただきました。満開のピークはやや過ぎていたものの、花はまだ十分に咲いていて、天気も最高。大学のピクニックエリアでのんびりと、大変良い時間を過ごすことができました。メニューは唐揚げ。朝から準備してくれたみなさん、ありがとうございました。