Morita Lab blog

研究室のニュースやトピックスなどを紹介します

2018.10.28-30 ウイルス学会に出席しました

京都で開催された日本ウイルス学会に出席してきました。

ウイルス学会は自分が学部学生の頃から毎年出席している学会でとても馴染みがあります。知り合いも多く同窓会みたいなものでしょうか。多くの顔馴染みの先生方と雑談をしたり、楽しい3日間でした。

我々の研究室からは大学院生の木村さんが口頭発表しました。数年前から、ウイルス学会の口頭発表は全て英語になり、今回の木村さんの発表ももちろん英語でのプレゼンテーション。発表はまだまだ改善の余地がありましたが、何よりも自分から英語の口頭発表を志願した木村さんに敬意を払います。何事も挑戦が大事です。是非この経験をこれからの研究に活かして頂きたいです。

f:id:moritae73:20181105180049j:plain

今年は京都に3回も訪問する機会がありましたがこれが最後。今回は空き時間に少しだけ烏丸御池から寺町通にかけての裏路地を散策、お洒落な店がたくさん増えましたね。次回いついけるか、、。

2018.10.24 東北大学訪問

 東北大学生命科学研究科を訪れました。

現在ご支援頂いているCRESTの報告会です。この課題が採択されてから最初の報告会で、領域代表やアドバイザリーの先生方をお呼びしての報告会でした。

評価は上々でした。が、これも班代表グループの驚異的な研究推進力おかげともいえ、我々もより一層日々努力しなければという思いに至りました。

2018.10.01 祝、本庶先生ノーベル賞

本庶先生がノーベル賞を受賞されました。このニュースを聞いたとき、一瞬、クラススイッチの研究で受賞したのかな?と思いましたが、やはりPD-1での受賞でしたね。抗体のクラススイッチの話も、PD-1の話も、私の講義で時間をかけて教えている内容ですので、そういった内容がリアルタイムでノーベル賞の対象になるというのはとても感慨深いものがあります。本庶先生の講演を最初に聞いたのは私がまだ大学院生の頃でした。弘前大学の遺伝子実験施設セミナーだったと思います。色々調べてみますと、その当時、本庶先生は弘前大学医学部の客員教授を務めておられたそうで、、その後、何度も講演を聞く機会がありましたが、毎回とても綺麗な実験データをわかりやすく説明されており、グイグイと引き込まれてしまう内容で、いつも印象に残るものした。多くの生命科学の研究者にとってのお手本となる姿がそこにあるのではないかと思います。

それにしても、以前は日本人のノーベル生理医学賞受賞者は利根川先生しかいませんでしたが、ここ数年で大村先生、山中先生、大隅先生と続き大フィーバーですね。この感じだとTregの坂口先生やUPRの森先生など受賞されるのも時間の問題ですね。このまま分子生命科学分野の研究が盛り上がっていってくことを願っております。

2018.9.28 チーズフォンデュ

留学生の陽平が中国から戻ってきました。前回は学部の交換留学生ですが、今回は大学院生としてです。おかえりなさい(^_^)。

f:id:moritae73:20181002170009j:plain

 新3年生と合わせて歓迎会も兼ねて、皆でチーズホンデュをしました。美味しかったですね(^_^)。

2018.9.24-26 京都で開催された日本生化学会大会に参加してきました

京都で開催された日本生化学会に参加してきました。今回は大学院生の荒川君がポスター発表、私が「次世代研究者が切り拓くオルガネラ研究の最前線」というタイトルのシンポジウム発表させて頂きました。こんなに大層なタイトルのシンポジウムで自分が発表して良いのかというのもありますが、精一杯努めて参りました。予想していたよりもずっと多くの方が講演を聞きに来て下さり、多くの先生方から様々なフィードバックを頂くことができました。このような機会を得ることができ本当に光栄に感じております。

会場は京都国際会議場。建物自体はとても古いのですが、ロビーが広くゆったりとした設計でとても居心地の良い会場です。実は、この場所、自分が大学院修士2の時に初めて学会発表した場所でもあります。当時、ガチガチに緊張しながら発表に挑んでいたのを懐かしく思い出しました。

プレナリーレクチャーはイベルメクチンの大村先生、睡眠の柳沢先生、そしてUPRの森先生。ノーベル賞を取られた先生、これから取られる可能性のある先生の講演、大変刺激になりました。やはり生化学会は楽しい。とてもエキサイティングな3日間でした。

f:id:moritae73:20180930180408j:plain

大村先生のレクチャーの様子

 

f:id:moritae73:20180930180425j:plain

荒川君のポスター発表の様子

2018.9.15 大阪にて研究会、兼、、

以前所属していた阪大の研究室に関連した方々が集まり、研究会と、ボスの吉森保先生の還暦及び持田記念学術賞受賞御祝い会が行われました。

私はこの研究室にてオートファジーの研究に携わり、また、細胞生物学の第一線で活躍される多くの先生方と知り合うことができました。いま研究費が獲得できそれなりの研究が行えているのも、ひとえにこの期間があったからこそだと思っております。

懐かしい顔ぶれに囲まれ、当時を思い出しながら、明け方まで飲み会。体力的にそういうのはもうキツいのですが、楽しいと時間を忘れてしまいますね。翌日が休日で助かりました、、。

f:id:moritae73:20180919115223j:plain

2018.9.14 地域貢献、、云々

グロウカルファンドという地元企業との共同研究に対する補助金が採択されました。以前より、弘前にて再生医療製品の生産拠点の確立を目指している地元のベンチャー企業と技術員の育成を兼ねた共同研究を行っており、この度、製品検査技術の開発ということで補助金を頂くことになりました。

地域連携とは何か。文部科学省の国立大学改革に向けた方針に従い、弘前大学でも「地域と特色分野の教育研究」ということで地域に貢献する取り組みを行うことが求められています。そこで頭を悩ませるのがどのような研究を行ったら地域に貢献できるのか?ということです。自分なりにない頭を振り絞って考えたんですが、大学に求められている地域貢献とは、決して「地域のニーズに合わせた研究」ということではなく、むしろ「最先端の研究を地域に還元し新たなニーズを創出する研究」なのではないでしょうか。もし、「地域のニーズに合わせた研究」が地域貢献ということならば、人口減少が進む地方においてニーズは減る一方、地域と共に大学も消滅、そんな感じになってしまいます。そうではなく、この人口減少で沈む一方の地域を盛り上げるためのいわゆる先導役としての役割が、この地方国立大学には求められているのではないでしょうか。20年後、30年後の未来を見据えて新しい付加価値を発見し、そしてその価値をこの地域に還元する。それこそが我々の役割だと思っています。そのためにも、たとえ地方にいたとしても常に世界の最先端に触れていなければならないのだと思います。今回採択して頂いた研究課題を通してそのような役割を果たすことができればと思っております。