Morita Lab blog

研究室のニュースやトピックスなどを紹介します

2018.8.10 学生用の居室改造

後期から新しい3年生を迎えるにあたり、学生用の居室スペースを改造しました。新しい机と椅子。

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それから新たにMacを4台購入。納入して頂いた生協の担当者の方が云うには、学生にそれぞれ1台づつPCを準備している研究室は、弘前大学ではほとんどないとのこと。ただ、自分が以前に所属していた研究室では、どこも学生個人にそれぞれPCが準備されていました。残念ながらこれが中央の大学と地方の大学の格差なんでしょう。そんな格差を少しでも減らせるように、今後もできる限りのことはしていきたいと考えています。

 

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みんなで座り心地を確認

2018.8.9 深浦 岡崎海岸でBBQ


栗田研、牛田研、姫野研の方々と共に深浦の岡崎海岸に行ってきました。心配していた台風は東に外れ、天気は快晴、岡崎海岸では風もなく、ジリジリと陽が照りつける夏の一日でした。多少うねりはありましたが問題なく海で泳ぐこともでき、BBQしたり釣りをしたり。帰る直前の海に沈む鮮やかな夕陽がとても綺麗で、しばしの間、日常から離れた時を楽しむことができました。f:id:moritae73:20180810130602j:plain

快晴、真っ赤に日焼けしてしまいました。

 

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美しい深浦の夕陽。

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2018.8.8 オープンキャンパス

本日は、年に一度のオープンキャンパスの日。

多くの高校生であふれかえっていました。我々の研究室も初めての展示。「細胞内小器官を見てみよう」ということで、蛍光顕微鏡を設置してオルガネラ観察を行いました。

高校生にはどう感じてもらえたでしょうか。少しでも彼らに興味を持ってもらえたら良いのですが。とりあえず、初展示ということで、改善すべき点はありましたが、無事に終えてよかったと思います。

 

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蛍光顕微鏡CKX53をCCDカメラと一緒に実習室に設置。そして高校生に細胞をみてもらいました。

2018.8.6 Agriculture and Life Science Seminar in Hirosaki Univ with Partnership Univ 2018

弘前大学との提携校との国際セミナーが開催されました。「ファージ・ウイルス・バクテリア・宿主」というタイトルで、8名の内外の先生による講演と、学生によるポスター発表により構成されていました。参会者は総勢70名を超え、盛況のうちに終わりました。

我々のラボからは、石村さん、桂巻さん、石田くん、瓜生くん、木村さん、廣瀬さんの6名がポスター発表を行いました。多くの学生にとっては初めての英語でのプレゼンテーションであり、準備も含めて良い経験になったのではないでしょうか。

それから、ラボTシャツのお披露目もありました。細胞生物学っぽいデザイン、いいですよね。

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ポスターセッションの様子

 

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ラボTシャツ。

 

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海外からのゲストの先生とのディスカッション。

2018.7.17 BIKEN財団観音寺瀬戸センター訪問

香川県観音寺市にあるBIKEN財団研究所瀬戸センターを訪問しました。2年前よりワクチン開発の共同研究を行っている会社です。共同研究の研究成果報告をしてきました。到着後すぐに理事の人たちの前で1時間程度のプレゼンテーション、そして晩は担当者の方たちとお酒を交えてのディスカッション。とても有意義でした。

基礎研究と応用研究には大きな違いがあります。応用研究には応用研究なりの考え方研究の進め方があり、当たり前ですが企業との共同研究にはそれを踏まえた研究計画を求められます。

普段、基礎研究を中心に行っている身としては、このような応用研究に触れる機会は少なくいつも新鮮に感じます。基本的に、応用研究は「役にたつか立たないか」「現実的かどうか」で研究の価値が決まります。

企業の方とディスカッションするとき、たまにいつもの癖で学術的な面白さをアピールしてしまうときがあります。そうすると、皆さん目をキョトンとさせて、この人は一体何を言っているだ?というような視線を向けてきて、その場の空気がシラけてしうことがよくあります。それくらい彼らの頭の中に応用研究の価値観が浸透しているんです。

一方、基礎研究のモチベーションは「おもしろいかつまらないか」で決まります。つまらない研究には時間を費やしたくない、というの我々の頭の中に深く浸透しています。この対立軸、応用研究のものと異なるように見えますが、実は少し似ています。何故ならば、研究の多くは社会の役に立ってこそ興味深いと感じられるからです。

応用研究一辺倒では、予算人員規模を考えた場合、絶対に企業にはかないません。そして、大学は企業の下請けではありません。 だからこそ企業が決して手をつけない、応用を目指した基礎研究を行うこと。これこそが大学に求められていることなのかなと思っています。

翌日は朝から共同研究の打ち合わせ。その後、ワクチン製造工場見学、規模の大きさにただただ驚くばかり。帰りには讃岐うどんの店を3軒ハシゴしました。安くて美味しかったです。

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第一ビルの最上階からの風景。瀬戸内海が見渡せます。

 

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BIKENの商品一覧。

 

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受付嬢のお姉さんが、工場を案内してくれました。

 

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立派な建物でした。

 

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途中、丸亀駅で下車して、うどん屋さんをハシゴしました。

 

www.biken.or.jp

 

2018.7.14 みちのくウイルス塾

荒川くん、石田くん、瓜生くん、木村さん、廣瀬さん、前田くんの5名が、毎年仙台で開催されるみちのくウイルス塾に参加してきました。主に、臨床疫学の先生方が初心者にもわかりやすくウイルスについて講義して下さる研究会です。今年の講師陣はリンク先の通り。

www.snh.go.jp

2018.7.10 n-bioセミナーで講演@長浜バイオ大学

滋賀県長浜市にある長浜バイオ大学にてセミナーをして来ました。

以前より電子顕微鏡解析で共同研究を進めさせて頂いている長浜バイオ大学の奈良先生から、セミナーの依頼がありました。長浜バイオ大学では、月に1度、外部講師を呼んでセミナーを開催しているとのことです。そして今回は不肖私が講師を担当させて頂きました。1時間程度の講演でしたが、聴衆人数は50名くらいでしょうか。講演後も活発な議論があり、ともてアクティブな大学だなと感じました。

夕方、奈良先生と共に長浜の町を歩いていると、偶然にも阪大時代の卒業生の鵜飼くんに遭遇。その場で合流して、晩は三人で飲み会。鵜飼くんはこの春博士課程を無事終了し、某大手企業の研究職にて頑張っているようです。新しい職場での研究内容など聞かせて頂きました。いやー本当に偶然の再開でした。今後の活躍を祈ります。

それにしても暑かった。関西の夏の暑さは殺人的です、、。

 

 

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セミナーが始まる前の様子。最初は少人数かなと思いましたが、後から続々と。

 

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長浜城。暑かったです。