Morita Lab blog

研究室のニュースやトピックスなどを紹介します

今年は二つのグループに別れて

本年度の学生実習を行っています。今年度は密を避けるために40人を二つのグループ(20人x2グループ)に分けての開催。感染症対策としてどれほどの効果があるのかはわかりませんが、各学生に密接に対応できるので、分子生命科学実習としては良いことだと思います。内容は例年通り免疫染色。いろんな因子をMycタグ付きで発現するベクターを渡して、HeLaにトランスフェクションし発現させて、翌日にMyc抗体で染色するというもの。2日間のスケジュール。蛍光顕微鏡が限られているので、HRPを使ったDAB染色です。それでも、かなり綺麗に染まります。あと、日本脳炎ウイルスを感染させた固定細胞を渡して、いろんなウイルス因子に対する抗体で染めてみるというもの。こちらも綺麗に染まります。分子生命科学の実験はどれもそれなりに時間がかかるのが当たり前ですが、それを実験したことない学生に限られた時間の中でやらせるというわけですからやはり実習は大変です。準備から手伝ってくれたラボメンバーに感謝します。

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