Morita Lab blog

研究室のニュースやトピックスなどを紹介します

2020.3.13 コロナは続く

研究打ち合わせのため感染症研究所に行ってきました。東京はコロナウイルスパンデミックで人混みが解消されたのでしょうか。なんとなくそんな感じもしますが、弘前に住んでいると、正直よくわかりません。相変わらず凄い人混みのような気もしますが、、。いずれにせよ、こういうときは田舎に住んでいてよかったと思います。とりあえず今のところはこっちの人々はこのパンデミック対岸の火事のように感じています。今のところは、ですが。

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それにしてもこの騒動はいつまで続くのでしょうか。感染症疫学というのは、古くからある学問で、地方大学医学部にある微生物学講座や、地方の衛生研究所の方々を中心に細々と受け継がれてきました。しかし様々な感染症を制圧してきた歴史の中で、この分野は予算・人員削減の対象となってきたのも事実です。今回のパンデミックが発端となり感染症学の重要性が再び世間に周知されたのであれば、それはそれで意味があったのではないでしょうか。SARS新型インフル、MARS、エボラウイルス、ジカウイルスなど、定期的に新興再興感染症が話題になっています。今後もこういった感染症が一定の頻度で出現することは間違えありません。平時よりその備えをしておく必要があります。ですので、どうかもっと研究費を下さい(←そこかよ)。